アグリテック事業

「マナシステム」は、栽培・養殖の環境をIoTセンサーで見える化、データ管理し、環境制御を可能にするシステムです。

環境データをIoTツールで取得し、様々な環境数値や映像をリアルタイムで確認でき、他社農業データ管理アプリとの連携も可能です。

また周辺の天気や降水情報に基づき、栽培・養殖環境を制御します。

加えて、映像データから、魚の収穫時期予測、病気検知も行うことができる機械学習機能も実装中です。

■基本性能

マナシステムは様々な環境数値を取得できる電極に接続されており、その電極から光度、水温、CO2といった生育環境データを取得し、インターネットに接続されているセンサーを通して、サーバー上に保管します。

そのデータをリアルタイムに生産者がモニタリングでき、加えて、生育環境の制御(ビニールハウスの開閉や自動給餌等)も可能です。

■製品長所

環境データを取得する電極部分の校正を行う際には、精度の高い標準液や環境を準備し、正しい手順で実施をする必要がありますが、この環境を農場などの現場で精度高く整えるのは困難であり、結果として校正の精度が低くなっています。

しかしマナシステムは、電極部分の校正をオンライン上で行うことが可能なため、遠隔地でもインターネットに接続されているセンサーへの校正データの反映が可能です。

■納入実績

・アクアポニックス農場

・水耕栽培農場

・水産養殖場

■今後想定される用途/業種・業態

アクアポニックス農業以外にも、様々な施設園芸に適用できるよう研究中です。

例えば、花き生産において、排液量から判断して給液量を制御し、且つ花きの品質を担保するための温度環境管理に使用したいと考えています。

または、土壌水分等の環境データを取得できるセンサーを利用し、ハウスミカンの糖度管理にも利用することができると考えています。

■問い合わせ先

お問い合わせフォーム からご連絡ください。